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旅立ちの唄

いつも自分の気持ちばかり優先して
あなたのことを傷つけてばかりいたね
今も大人になったなんて
言えそうもないくらいには
未熟なままでしくじりばかりの
自分だけど
恥じないような自分であるように
生きていくからさ
見守っていて
いつかあなたがくれたものと同じものを
あげられなくても
何か返したいって思うから
代わりに贈る
旅立ちの唄

心のままに何かを思って
そのまま言葉にしていたまだ
無邪気だった頃は
文句だけたくさん言って
でも何も変わる気も変える気もなかったな
あなたから見れば
そんなもんだったろうな
もうそんな自分は
やめにしなくちゃな
いつも何かする時は一人で
頼れるのは
今までの自分だけだから
あなたに心配かけないために
今までの頼りない自分から
旅立つ唄

ねえあの日別の道を選んだのは
決別じゃない
自分嫌いをやめるために
より良い自分であるために
この未知を選んだんだ
帰る家は別にあるけど
何かあった時に
帰りたくなるのは
あなたのいる場所

いつ帰ってもみんな同じように見えても
気がついたらあなたも僕も
歳を取っているね
それぞれの日々が
常に上手くいくなんてなくなって
生きてさえすれば
それでいいさ
今あなたに贈る
感謝の唄
それじゃ体に気をつけて
また帰る時まで
またね

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